食べ物の逆襲!−−ファスティング開けて4日目の奇跡−−
ファスティング開けて4日目、
遂に、行ってはいけない『あそこ』へ行ってしまった。
ファスティング開けての三日間は、回復期ということで、消化にいいもの、胃に優しいものをメインに、少しづつ必ず最低でも30回以上はよく噛んで、時間かけて食事をした。
1日目と2日目は、なんだかんだ一食しかしていない。大した量を食べた訳ではなかったが、一食で一日中お腹が空かなかったのだ。3日目は、昼間大きな仕事(フラメンコ教室の発表会で歌う仕事)があったが、これも朝から全くお腹が空かず、『打ち上げ』まで何も食べなかった。何も食べなくとも、水だけで、普段以上の力を発揮できると確信がもてたからだ。頭はさえわたり、集中力も高まり、何よりもお腹が空っぽで信じられないほど歌いやすかった。
さて、話を戻すと、その発表会の『打ち上げ』で、お腹がいっぱいになったつもりでいたのだが、『打ち上げ』が終わり解散をした後、脳裡に『あるもの』が襲いかかってきた。イタリアン、ピザ、パスタである。もう、いてもたってもいられない状態で...。
そして、行ってしまったのだ。イタリアン『どか食い!』久々のパスタ、きめ細かい味まで敏感に感じとれて、無数の星がキラキラ輝くような感動を覚えた。
この時はまだ、4日目に更なる食べ物の逆襲があるとは…、想像する余地もなかった。
4日目の朝、この日の昼間もなかなかの充実した内容のライブがあり、夜は来週本番を控えているフラメンコ教室の全体リハーサル。ハードな一日であった。前の晩の『どか食い』もあり、夜までほとんどお腹がすかなかった。夜の21時頃仕事を終え、家路につくと、またしても、あるものが脳裡に襲いかかってきた。ラーメン、ラーメン、ラーメンである。そして、唯のラーメンではない。インスパイヤ系、二郎系ラーメンである。
矢のごとく、その時間でも営業している二郎系ラーメン屋さんへ、車を走らせた。ファスティング経験の後、この二郎系のラーメンはどのような味がするのだろう。期待と不安が入り混じりながらも、心は踊っていた。
今回は、小ラーメンの『野菜マシ』だけにしてみた。後、こういった二郎系ラーメンでは、僕は、生卵を二つ別に買い、すき焼きのように、ラーメンをそれにつけながら食べるスタイルをとっている。さあ、いよいよ口の中へ、油にまみれたモヤシと麺を放り込む。
『おやっ?』あまり美味くない、感動がないではないか。どうしたことだろう。何事だ。食べ続けるにしたがい、量も多すぎて、普段はぺろった完食していたのものが、5分の2ほどでお腹が苦しくなってしまった。そして、ギブアップし、残してしまった。二郎系ラーメンに敗北した。(完食できないことを、『敗北』という)
この敗北から学んだこと。家で食べる、玄米、納豆、味噌汁、お新香、キムチの方がはるかに美味いことがわかった。おっと、これは二郎系ラーメンやめられるかもしれない。ジロリアン、二郎系ラーメン中毒から抜け出せるかもしれない。
希望の光が僕を照らしはじめた。
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